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RESEARCH + PROJECTS

楠見研究室[エディティングスタジオ]の活動


エディトリアル・スタディーズ展[2011.3─]

エディトリアル・スタディーズ=編集学の観点から、いま目の前にある今日の書物とまだ見ぬ明日の書物をコネクト=接続し、コンテクスト=文脈を形成することからまた新たなコンテンツ=作品を生成し、その新たな魅力を引き出していく。展覧会と公開講座を年1〜2回開催している。

エディトリアル・スタディーズ展2010春[修了・卒業制作]

本に関する表象と行動観察[2011.4─]

電子書籍によって冊子本は消えゆく運命にある。だが、私たちが失おうとしているものは「本」ではなく、そのまわりにあって「本」を「本らしく」思わせていたさまざまなファクターのほうではないか。読書に没頭している最中には気づくことのない人の行為を自然科学的に採集・分類し分析することで、これからもかたちを変えていく文化としての「本」の価値を継承・共有し、社会的にリデザインしていくための研究プロジェクト。

リーダーズ・レッドリスト展、伴田良輔+阿部隆大によるトークショー

アシタノ書店プロジェクト[2009.10─進行中]

本と社会の未来を考える学生プロジェクト。マスの出版メディアが電子ブック化の岐路に立つ一方、Zineと称される同人誌やインディーズ出版が活発化している状況を踏まえて始められた。Zineの企画・編集・制作と発表・流通までをセルフプロデュースすることで新たなコミュニケーションやコミュニティを創出していく。2010年3月、GEISAI#14に出展(参加メンバー=太田泰友、河合ゆり子、高木健史、西岡優、松葉知洋)。アシタノ書店はエディティングスタジオの研究プロジェクトであると同時に、大学出版会のようなシステムとは異なる独自の出版レーベルとして時代の変化に即した出版の役割と機能を追究していく。

アシタノ書店プロジェクト

アシタノ書店プロジェクト GEISAI#14出展ブース

『Book To The Future』[2010.3]

アシタノ書店によるZine。書物の電子化によって存在理由を失いつつある「本棚」をテーマにした特集誌。街頭パフォーマンスの実施記録、小田島等インタビュー、古書店ガイド、書評等、企画・取材・編集のすべてをエディトリアルデザイン演習履修の3年生の手で行う。A5判、128ページ、編集スタッフ=太田泰友(編集長)、河合ゆり子、高木健史、西岡優

『Book To The Future』[2010.3]

『すごいぞ!ドライジーネ式自転車練習法』[2010.3]

インターネットで本の編集・公開ができるサービスBCCKSで制作したコンテンツをオンデマンド印刷によって書籍化。ディジタル・メディアとフィジカル・メディアにおける書物の相互変換の枠組みをデザインする試みとして、電子書籍のインターフェースとしての組版デザインを卒業研究とした4年生との共同研究成果として出版。A5変形判、72ページ、写真・文=楠見清、組版設計=舟山貴士

BCCKS版『すごいぞ!ドライジーネ式自転車練習法』

BCCKS版『すごいぞ!ドライジーネ式自転車練習法』

公開イベント


BOOKS, SHELVES, DEAD OR ALIVE 本と本棚 生き残るためのデザイン プレゼンテーション&ディスカッション[2010.2.9]

国民読書年2010関連企画イベント。長く情報と知の記録メディアであった《書物》とそれを収納する家具《書棚》のこれからの役割とかたちを考える新たなデザインとリデザインの提案。プレゼンテーション技法履修生が実行委員会を組織し、[第1部]3、4年生36名=6組によるグループプレゼンコンペ、[第2部]ゲスト審査員の内沼晋太郎(ブックコーディネイター)、押金純士(『デザインの現場』編集長)を交えた公開ディスカッションを行った。広報ポスターデザイン=河野智

BOOKS & SHELVES DEAD OR ALIVE

BOOKS & SHELVES DEAD OR ALIVE

展覧会出展


ドゥイットユア・メディアセンター[2008-]

2008年「取手アートプロジェクト2008」選考会エントリーを機に、アート&デザイン社会システムコア教員の楠見清、久木元拓、山口祥平が中心となり、グラフィックデザイナー/アートディレクターの大岡寛典(大岡寛典事務所)を加えた4人組として結成。「団地Utd.[だんちユナイテッド]」を合言葉に、茨城県取手市・井野団地の住民から集めた古い8ミリフィルムや写真をアーカイヴし、会期中団地内にメディア・ステーションを開設。スライドショー上映会や大山顕(「住宅都市整理公団」総裁)をゲストにトークイベントを開催。DiYMCは、現代の電子メディア環境における新たなDiYカルチャーの手法を用いて、地域や人びとのコミュニティのなかで情報の収集と編集、発信と交信を展開していくための試験プロジェクトとして行われた。この方法論は時と場所を変えても応用可能で、機会があれば出張・出展可能な活動体としていまだオープンな状態にある。

取手アートプロジェクト2008「団地Utd.」取手アートプロジェクト2008「団地Utd.」
取手アートプロジェクト2008「団地Utd.」

キュレーション(展覧会企画)


Krazy! The Delirious World of Anime + Comics + Video Games + Art[2008-2009]

バンクーバー美術館(カナダ)によるマンガとアニメとゲームと現代美術の関連性をテーマとした企画展。楠見は『コミッカーズ』と『美術手帖』両誌の編集長をした経験を買われ、上野俊哉とともに日本部門のコキュレーターとして企画に参加。マンガ文化を背景とするオタク世代の芸術表現を日本/北米双方の観点から位置づける画期的な展覧会となった。とくに日本部門の展示のみ独立したかたちでジャパン・ソサエティー(ニューヨーク)に巡回。

Krazy!-1 Krazy!-2