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インターネット回線で注意すること

オンライン授業ではインターネット回線を常時利用することになります。この際に、インターネット接続が途切れたり、通信速度が遅くなったり することで、授業が閲覧できなくなったり、相手と会話している際に円滑なコミュニケーションが図れなくなることがあります。このページでは インターネット回線の利用時に気をつけること等をまとめておきます。ポイントは通信速度よりも安定性です。通信速度は5Mbpsもでていれば問題ありませんが、いくら回線速度が早くても安定しないことの方が問題になります

通信プロバイダを変更するなどは、最後の手段として検討してください。

通信回線と速度制限

最近は「WiFi環境」とまとめて呼ばれているので,全部同じものかと考えているかもしれませんが,WiFiの後ろ側,つまり「どのようにしてインターネットにつながっているか」で,通信環境が大きく左右されます.

現在使われているものは大きく分けて,

の2つがあります.

一般的に固定回線はいくら使っても通信制限はかかりませんが,LTE回線の場合「通信容量制限なし」を謳っているサービスでも制限がかかることが多いです.例えば「3GB以上の通信があった場合,その後3日間通信速度をかなり低めに制限する」などです.リアルタイム映像がほぼ使えなくなるぐらいの通信制限がかかることもあります.

教員は,なるべく通信容量を圧迫しないように頑張ってオンライン授業の準備をしていますが,授業がたくさんある時は,この通信容量を超えてしまうかもしれません.その時は教員に連絡をとって「授業資料+音声のみ」で授業を受けられるように要請してください.

一般的に,一戸建てや分譲マンション,「賃貸に最初から備え付けられている」インターネット環境ならば,固定回線なので,問題ないでしょう.“モバイルルータ”, “Pocket WiFi”を使っている人は注意しましょう.

それと一般的にLTE回線の方が遅延が大きいので,頭に入れておくと良いかもしれません.

通信速度を計測する

まずは以下から計測してみましょう。また自宅内の場所で様々な箇所で測定しておくのも良いでしょう。無線LANルータと授業を受ける自宅の場所の間に電子レンジがある場合は、電子レンジ利用時の有無で、以下のスピードテストで回線速度を計測してみることをおすすめします。目安としてはダウンロード及びアップロードにて5Mbps以上でていればオンライン授業においては十分です。より詳しくは Zoomの必要なネットワーク帯域を参照してください。

有線LANを利用する

もしオンライン授業を受ける自宅場所と、自宅ルータを直接有線LANケーブルで結ぶことができればこれが一番安心です。macでは有線LANケーブル 接続に別途アダプタが必要になりますが、有線接続が可能な環境であれば積極的に利用してください。

* アダプタの例

無線Wifiを利用する

ほとんどのみなさんはWifiを利用してオンライン授業をうける予定かとおもいます。Wifiは有線LANと異なり、環境からの影響を大きく受けます。大きく分けて

この3つの影響が大きいです。特に集合住宅の場合は昨今の社会状況化によって在宅での勤務、授業が多くの世帯で実施されているためたくさんのWifiが多くのトラフィックを伴って飛んでいます。このような状況下だと、ネットワーク接続の安定性にムラが生じやすいです。そこで次の点を心がけてください。

以下、すでにZOOMを安定して使えているようであれば、読み飛ばして下さい。