学士
マクラメ編みの体系化と立体編み図のシステム考案
インテリアデザインスタジオ
#インテリアデザイン#パターンデザイン#クラフトデザイン
マクラメとは手で糸を結び、模様を生み出す伝統的な手芸技法である。しかし、従来の制作手法では糸の走行が列ごとに制約されていることが多く、平面的な帯状や単純な筒状の造形に留まっていた。本研究では、パラメトリックモデリングツール「Grasshopper」を用いて、任意の形状に立体編み図を生成するシステムを制作した。編み構造を体系化することで、立体的なマクラメ表現の可能性を追求することが目的である。
試作においては、マクラメ特有の線状の模様が現れるように、結び目の間隔を調整しながら行った。安定的に曲面を編むことができる編み構造をAとBの2パターンに分類し、さらに糸の流れる角度、本数を変えることにより、スタイルの変化が生まれることを確認した。これらのパターンを用い、基本形となる球体をもとにして、対象物の形状の特徴に合わせた方法で編み図を生成した。また、表面のつながりを見るトポロジーの考え方を取り入れ、物理演算によって編み図を立体表面へ収束させるシミュレーション手法を考案した。これによりトーラス型を起点としたマグカップやスリッパといった、一見マクラメでは表現しにくい造形への応用を試みた。
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この作品は Gallery A : A17にてご覧いただけます。
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