修士
キャラクターイラストのデフォルメ表現を考慮した立体化
ソフトウェアデザインスタジオ
#インターフェースデザイン#ヒューマンコンピュータインタラクション#リサーチスルーデザイン
本作品は、単一のイラスト画像を参照しながら3Dキャラクターモデルの形状編集を支援するBlender用アドオンである。イラストの輪郭線を制約条件として組み込んだ幾何変形を行うことで、正面から見た印象を保持したまま立体形状を調整できる点を特徴とする。
編集操作に伴うシルエットの変化はリアルタイムで検出され、イラストとの差異が自動的に補正されるため、形状を大きく動かしても視覚的な一貫性が維持される。 ユーザーは複雑な数値入力や専門的なトポロジー操作を行うことなく、直感的な操作によってボリュームやプロポーションを調整できる。これにより、3Dモデリングに不慣れな制作者でも試行錯誤を繰り返しやすく、平面的なイラストが持つ魅力や記号性を損なわずに立体化を進めることが可能となる。本アドオンは、完成形の精度向上だけでなく、制作過程における認知的負荷の軽減と造形判断の支援を目的として設計されている。
最終的な成果として、本研究で制作した3Dモデルは3Dプリンターにより出力し、フィギュアとして具現化した。画面上の編集支援が物理的な造形物へと接続される点も本作品の重要な要素であり、2D表現から3D空間、さらに実体へと至る一連の制作プロセスを提示する試みである。
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この作品は Gallery A : A21にてご覧いただけます。
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