修士
カード化によるものの拡張可能性に関する研究と提案
製品・サービスデザインスタジオ
#プロダクトデザイン#デザインプロトタイピング
本研究は、学部研究「コアを感じるカードメディア」で得られた知見を発展させ、カード化というデザイン手法がプロダクトやサービスの体験価値にどのような影響を与えるのかを探究するものである。先行研究では、ものの概念を構成する要素から本質的要素(コア)を抽出し、カード型メディアとして再構築しても認識が成立することを示した。本研究ではその枠組みを拡張し、現代社会における多機能化したプロダクトやサービスを対象として、機能をあえて制限するカード化の可能性を検討した。名刺やクレジットカードに代表されるカードサイズという強い物理的制約を設定することで、機能や要素の取捨選択を不可避とし、行為や体験の焦点を明確化することを試みている。既存のプロダクトやサービスをカード型プロダクトとして再設計し、プロトタイプ制作とユーザー検証を通じて、認識や使用体験の変化を観察・分析した。その結果、カード化は単なる小型化や携帯性向上にとどまらず、行為の構造や意味を再編成し、新たな体験価値を生み出すデザイン手法として有効であることが示唆された。
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