学士
Experiencing Fermentation
空間デザインスタジオ
#空間デザイン#都市デザイン#ランドスケープデザイン
発酵は私たちの食文化に深く根付いているが、その仕組みは目に見えず、完成した「味」や「商品」として消費されることがほとんどである。本研究では、発酵を単なる知識としてではなく、身体的な体験を通して捉え直すことを目指した。味噌づくりにおける発酵は、微生物の活動、環境、そして人の関わりによって刻々と変化していく。この目に見えないプロセスを、空間の移動や視点の変化として可視化するのが本計画の狙いである。
この建築には通常の地上動線に加え、地面の下へと潜り込むような「地下動線」を設けている。人は地表の下を歩くことで、微生物の世界を覗き込むような新しい視点を得る。また、建物を構成する格子や屋根は、奥へ進むほどレイヤーが重なり、密度が増していく構成とした。これは発酵が時間をかけて深まっていく様子を、建築の表情として表現する試みである。この建築を通して、普段意識することのない発酵という営みを身近に感じ、身の回りの「食」へのまなざしが変わるきっかけとなることを期待している。
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この作品は Gallery A : A07にてご覧いただけます。
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