学士
遮蔽推定を用いた夜景探索支援アプリの開発
インタフェースデザインスタジオ
# UIデザイン#UXデザイン#デジタルアーカイブ
夜景探索とは、整備された既存のスポットを訪れる鑑賞とは異なり、都市空間から新たな観測地点を自ら開拓する行為を指す。この活動は単なる個人の嗜好に留まらず、共有サイトへの膨大なデータ蓄積を伴う文化として成立している。現状の探索手法は、地形図や3D地図から視界を推察するものであるが、建物や樹木による遮蔽を地図上で正確に判定することは困難であり、可否判断の多くを現地確認に依存している。また、従来の可視領域分析は計算負荷や操作の複雑性から、探索過程で反復的に用いるには不向きであった。
本アプリケーションは、専門的なツールを必要としていた分析を軽量化し、ブラウザ上での即時的な遮蔽推定を可能にするものである。2.5次元の高さ場に基づき、観測点と目標点を結ぶ視線の高さと地表面の高度を逐次比較することで、遮蔽の有無や地点を特定する。複雑な設定を介さず、建物や植生の影響をシミュレーションできるため、探索者が抱く「ここなら見えるのではないか」という個人の推論を、その場で即座に検証できる。本アプリは厳密な3D解析よりも探索における即時性を優先しており、候補地点の比較や絞り込みを高速化することで夜景探索のプロセスを円滑に補完する。
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