学士
暮らしの余白空間を漂う浮遊型プロダクトの提案
トランスポーテーションデザインスタジオ
#プロダクトデザイン#モビリティデザイン#ファーニチャーデザイン
私たちは効率や利便性を求めて都市を過密化させてきたが、一方で天井付近という大きな空間を未開拓のまま残してきた。
本研究はこの「余白」に着目し、ドローン等の効率重視な移動体とは異なる情緒的価値を持つ浮遊プロダクトを提案する。
頭上に広がる空隙を、精神的な心地よさをもたらす場所へと変える設計を探求した。
プロトタイプは、軽量なフィルムバルーンに光センサーとマイクロブロワを搭載した自律移動型の照明である。
赤外線ライトに追従する仕組みは、将来的に人の動きや気配に自律的に寄り添う機能の実現を想定したものだ。
光源が直接見えない本体は空間をぼんやりとした光で照らし、赤いパーツが視覚的なアクセントとして配置されている。
これは単なる照明器具ではなく、生活空間に新しい気配を灯すものとなると考えている。
垂直空間を耕すという視点は、効率化された現代の暮らしの中に、穏やかなリズムと情緒的な豊かさを再構築する。
浮遊する光が室内の空気をやさしくつなぎ、住まう人の動きに寄り添うことで、情緒性のある新しい空間体験を創出する。
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この作品は Gallery B : B13にてご覧いただけます。
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