Differences
This shows you the differences between two versions of the page.
Both sides previous revision Previous revision Next revision | Previous revision | ||
public:iaみんなの図書館 [2020/04/09 21:45] baba [IAみんなの図書館] |
public:iaみんなの図書館 [2020/05/21 02:36] (current) fujiwara |
||
---|---|---|---|
Line 1: | Line 1: | ||
<WRAP center round important 60%> | <WRAP center round important 60%> | ||
- | このページは作成中、議論中です。 | + | このページは適時教員が書籍を追加していきます |
</WRAP> | </WRAP> | ||
Line 7: | Line 7: | ||
みなさま,どしどし書き込んでください!! | みなさま,どしどし書き込んでください!! | ||
このページは現時点では非公開です.ここを元データにしてSNSで定期的に推薦図書を発信していきます. | このページは現時点では非公開です.ここを元データにしてSNSで定期的に推薦図書を発信していきます. | ||
+ | |||
+ | このページの短縮リンク:https://bit.ly/2VSug2T | ||
+ | |||
+ | ===== 私とは何か「個人」から「分人」へ ===== | ||
+ | * 推薦者:藤原敬介 | ||
+ | * おすすめ理由を一言で!!:自分の中にある多様性を探る! | ||
+ | * 概要 | ||
+ | * 世の中は、個性や自分らしさを求めてくることがある。しかしながら「本当の自分」たるものは存在するのだろうか。この作品を読み、自分の中にある多様な自己を「分人」という概念で肯定的に捉えられるようになった。この「分人」の存在は、個人という単位では大き過ぎた問題を整理するために極めて役に立つ。我々の中にある複数の「分人」を知ることは、人間の精神のバランスを保つためにあるといっても過言ではない。平野啓一郎をご一読あれ! | ||
+ | * 購入先リンク:https://gendai.ismedia.jp/list/books/gendai-shinsho/9784062881722 | ||
+ | * 購入先リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4062881721 | ||
+ | --- 更新日: 2020/05/21 02:26 by Keisuke Fujiwara | ||
+ | |||
+ | ===== 雪は天からの手紙 中谷宇吉郎エッセイ集===== | ||
+ | * 推薦者:串山久美子 | ||
+ | * おすすめ理由を一言で!!:日々の科学するこころを引き継ぐ、思考の源流を知ろう〜 | ||
+ | * 概要 | ||
+ | * 雪の結晶の研究で有名な物理学者である中谷宇吉郎が科学の面白さを伝えるエッセイ集です。寺田寅彦に師事します。次女の芙二子さんは、人工霧を使った「霧の彫刻」、EATやビデオギャラリーSCANの活動をした環境造形作家でもあります。日々の科学する眼や心が、デザインやクリエイティブな創作の刺激になるといいな。参考:AXIS 2013 vol.163 | ||
+ | * {{ :public:axis2013_串山_中谷宇吉郎_.pdf |}} | ||
+ | * 購入先リンク:https://www.iwanami.co.jp/book/b269762.html | ||
===== 戦後日本デザイン史 ===== | ===== 戦後日本デザイン史 ===== | ||
Line 13: | Line 32: | ||
* 概要 | * 概要 | ||
* 日本のインテリアデザイン界を牽引してきた内田繁の名著。グラフィック、ファッション、プロダクト、インテリア、建築など、戦後の復興の中で、社会に対してデザインがどのような役割を果たし、またデザイナーたちが何を目指したのかを知れる入門書。日本の風土から育まれた創造性や美意識にふれ、大量消費、情報化、混迷を極める社会の中で、本当に必要なデザインとは何か、そのことを考えるきっかけを与えてくれる著書。 | * 日本のインテリアデザイン界を牽引してきた内田繁の名著。グラフィック、ファッション、プロダクト、インテリア、建築など、戦後の復興の中で、社会に対してデザインがどのような役割を果たし、またデザイナーたちが何を目指したのかを知れる入門書。日本の風土から育まれた創造性や美意識にふれ、大量消費、情報化、混迷を極める社会の中で、本当に必要なデザインとは何か、そのことを考えるきっかけを与えてくれる著書。 | ||
+ | * 購入先リンク:https://www.msz.co.jp/book/detail/07576.html | ||
* 購入先リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4622075768 | * 購入先リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4622075768 | ||
--- 更新日: 2020/04/03 13:51 by Keisuke Fujiwara | --- 更新日: 2020/04/03 13:51 by Keisuke Fujiwara | ||
Line 39: | Line 59: | ||
* 購入先リンク(日本語):https://www.amazon.co.jp/陰翳礼讃-中公文庫-谷崎-潤一郎/dp/4122024137 | * 購入先リンク(日本語):https://www.amazon.co.jp/陰翳礼讃-中公文庫-谷崎-潤一郎/dp/4122024137 | ||
+ | ===== 『カーサ ブルータス』2020年3月号 BANKSY バンクシーとは誰か? ===== | ||
+ | * 推薦者:楠見清 | ||
+ | * おすすめ理由を一言で!!:正体不明のアーティスト、どこが、なぜすごいのか? | ||
+ | * 概要 | ||
+ | * 東京湾の防潮扉のネズミの絵、オークションの絵画がシュレッダーで粉々に……世間を騒がせる謎のアーティスト、バンクシーを世界各地の独自取材とカルチャー分析で明らかに。世界で一番詳しいバンクシー本を最速で作ってしまった日本の雑誌文化の底力にも注目。ネットにない情報はいま逆にリアルな雑誌の中にある。巻頭には小池都知事のインタビューも。そしてBOOKガイド(120〜121ページ)は私が執筆を担当しています。 | ||
+ | * 購入先リンク:https://magazineworld.jp/casabrutus/casabrutus-240/ | ||
+ | |||
+ | ===== 多数決を疑う──社会的選択理論とは何か ===== | ||
+ | * 推薦者:楠見清 | ||
+ | * おすすめ理由を一言で!!:大学生ならいろいろな「ものごとを決め方」を知っておこう | ||
+ | * 概要 | ||
+ | * みなさんは小中高校のクラスで何かを決めるときに「決を採る」ことを当たり前にしてきたはずですが、過半数の意見に少数派が従わされることに不平等や不満は感じませんでしたか? そもそもデモクラシー(民主主義)とは少数派の意見も尊重して話し合うシステム。大学のゼミや社会(とくにクリエーティブの現場)では誰も決を採ったりはしません。より多くの人が納得できる社会を目指して、新しい決め方をデザインしよう。 | ||
+ | * 購入先リンク:https://www.iwanami.co.jp/book/b226328.html | ||
+ | |||
+ | ===== 考えの整頓 ===== | ||
+ | * 推薦者:楠見清 | ||
+ | * おすすめ理由を一言で!!:デザインとは形ではなくアイディアをまとめるプロセスである | ||
+ | * 概要 | ||
+ | * 「ピタゴラスイッチ」というテレビ番組は知っていますよね。ではその番組を作った佐藤雅彦という人は知っていますか? CMディレクターから映像作家、ゲームクリエーター、絵本作家、作詞家、大学院教授など多才なマルチクリエーターの頭の中がわかるエッセイ集。幼少時代からアルゴリスム体操で無意識に演算の仕組みを体得していたピタゴラ世代に最適のデザイン脳のトレーニング教本として毎年1年生に推薦しています。 | ||
+ | * 購入先リンク:https://www.kurashi-no-techo.co.jp/books/b_1147.html | ||
+ | |||
+ | ===== MAKERS 21世紀の産業革命が始まる ===== | ||
+ | * 推薦者:馬場哲晃 | ||
+ | * おすすめ理由を一言で!!:大量生産デザインから,多様性デザインへ. | ||
+ | * 概要 | ||
+ | * 著者クリス・アンダーソンは雑誌WIREDの元編集長です.本書は氏の幼少期からの体験をベースにしたものづくり環境の変革が具体的に述べられており,今のデジタルファブリケーションまでの流れをわかりやすく解説してくれています.なぜ3Dプリンタが登場したのか,産業機械とはどのようなものなのか,マジョリティの為のテクノロジーだけでこれからの時代は対応できるのか,さらにはオープンソース,オープンハードウェアを基盤とした製品開発などの具体的な事例が紹介されています.3Dプリンタ,レーザー加工機等を普段から利用している方は,ツールとしての工作機械を俯瞰的に学習できます.よければ TED もご参照あれ.https://www.ted.com/talks/chris_anderson_technology_s_long_tail?language=ja | ||
+ | * 購入先リンク:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B009SKVI90/ref=dbs_a_def_rwt_bibl_vppi_i0 | ||
+ | |||
+ | ===== 都市と野生の思考 ===== | ||
+ | * 推薦者:馬場哲晃 | ||
+ | * おすすめ理由を一言で!!:ゴリラから人を哲学する | ||
+ | * 概要 | ||
+ | * 哲学者鷲田清一と,霊長類学者(主にゴリラ)の山極寿一による対談をまとめたもの.ゴリラのコミュニティや社会性から現代を生きる私達の本質を哲学対話していきます.山極寿一は京都大学第26代総長就任時に座右の銘を聞かれ「ゴリラのように泰然自若」と答えました.人から学ぶことも多いですが,たまにはゴリラから学んで見るのものいのでは? | ||
+ | * 購入先リンク:[[https://www.amazon.co.jp/都市と野生の思考(インターナショナル新書)-集英社インターナショナル-鷲田清一-ebook/dp/B0761L81RS/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&dchild=1&keywords=都市と野生の思考&qid=1586827269&s=digital-text&sr=1-1]] | ||
+ | |||
+ | ===== 動的平衡 〜生命はなぜそこに宿るのか〜 ===== | ||
+ | * 推薦者:藤原敬介 | ||
+ | * おすすめ理由を一言で!!:一年前の自分と今の自分、皆さんはどのくらい変わりましたか? | ||
+ | * 概要 | ||
+ | * 実は自分を「モノ」という視点で分子的に見ると、一年前の自分と今の自分は全くの別の「モノ」になります。実感がわかないと思いますが、自分の身体を形成する細胞は、常に置き換わりが起きています。生命は絶え間なく細胞を壊し続け、また再生を繰り返し、動的な平衡を維持しています。生命とは何なのか、自分とは何なのか、さまざまな事柄との心地よい哲学のきっかけを与えてくれる一冊です。 | ||
+ | * 購入先リンク:http://www.kirakusha.com/book/b213408.html | ||
+ | * 購入先リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4863240120/ | ||
+ | --- 更新日: 2020/04/18 02:45 by Keisuke Fujiwara | ||
+ | |||
+ | |||
+ | ===== 『創るセンス 工作の思考』 ===== | ||
+ | |||
+ | * 推薦者:杉本達應 | ||
+ | |||
+ | * おすすめ理由を一言で!!: | ||
+ | * 子供の好奇心をうしなわないために | ||
+ | |||
+ | * 概要: | ||
+ | * この本を書いた森博嗣は小説家です。大学教員をしながら作家としてデビューした人であり、自宅の庭に小さな鉄道を建設するという、とんでもない趣味を楽しむ人でもあります。学生のみなさんは、これから研究や創作、オリジナリティの価値についておもい悩むことがあるでしょう。そのとき、本書が紹介するアナログの工作のコツやセンスについての言葉がよい指針になるのではないかと思います。ところで著者は、「現在のインターネットのブログはカラオケとよく似ている」と指摘しています。その意味するところはなんでしょう? 気になる人はぜひこの本を開いてみてください。 | ||
+ | |||
+ | * 書誌情報: | ||
+ | * 森博嗣,2010,『創るセンス 工作の思考』集英社新書. | ||
+ | |||
+ | * 購入先リンク:https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0531-c/ | ||
+ | * 購入先リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4087205312 | ||
+ | |||
+ | * 写真:{{:広報:企画:pasted:20200419-142732.png?200|}} | ||
+ | |||
+ | --- 更新日: 2020/04/19 14:25 by Tatsuo Sugimoto |