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[IAみんなの概要を記入] みなさま,どしどし書き込んでください!! このページは現時点では非公開です.ここを元データにしてSNSで定期的に推薦図書を発信していきます.

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  • 推薦者:藤原敬介
  • おすすめ理由を一言で!!:戦後の日本のデザイン史をいっきに学べます!
  • 概要
    • 日本のインテリアデザイン界を牽引してきた内田繁の名著。グラフィック、ファッション、プロダクト、インテリア、建築など、戦後の復興の中で、社会に対してデザインがどのような役割を果たし、またデザイナーたちが何を目指したのかを知れる入門書。日本の風土から育まれた創造性や美意識にふれ、大量消費、情報化、混迷を極める社会の中で、本当に必要なデザインとは何か、そのことを考えるきっかけを与えてくれる著書。

— 更新日: 2020/04/03 13:51 by Keisuke Fujiwara

  • 推薦者:菊竹雪
  • おすすめ理由を一言で!!:少年文庫をバカにしてはいけない。心に響く一冊です。
  • 概要
    • 人生の局面で、様々な本に救われてきました。村上春樹の小説は、お先真っ暗だった私の20代の友でした。それでも今、一番大切な本は何かと考えると、小学5年生の時に出会った「みどりのゆび」以外にありません。物語すべて知っているのに、時々ページを開きたくなります。チト少年が「みどりのゆび」を持っていることに気づき、様々な問題を解決していくファンタジー。ラストシーンが感動的です。イラストもいいのだな〜!
  • 推薦者:向井智彦
  • おすすめの理由を一言で!!:考え方をデザインするための入門書
  • 概要
    • 「哲学」と聞くと難しそうな印象を受けますが、哲学者である苫野一徳氏が明確かつわかりやすい文体で「思考法の奥義」を示してくれます。家族や友達と仲良くする、仲間と協働するといったコミュニケーションのあり方や、先輩や上司に進言する、好きな人に告白する、家族にお小遣いをねだるなどの交渉事などなど、生きていくなかで直面する様々な問題や困りごとを捉え直すためのヒントが得られるかもしれません。

— 更新日: 2020/04/09 16:20 by Tomohiko Mukai

  • 推薦者:Verl Adams
  • おすすめの理由を一言で!!:A classic essay on Japanese aesthetics
  • 概要
    • 「This inspirational book was originally published in Japan in 1933, and translated into English in 1977. It is a relatively short and easy book to read, but its expressive and imaginative descriptions of traditional Japanese aesthetics have inspired countless designers and architects, not only in Japan but around the world. Wikipedia Link: https://en.wikipedia.org/wiki/In_Praise_of_Shadows. Of course the students could also read the Japanese version: 陰翳礼讃
  • 購入先リンク(日本語):https://www.amazon.co.jp/陰翳礼讃-中公文庫-谷崎-潤一郎/dp/4122024137
  • 推薦者:楠見清
  • おすすめ理由を一言で!!:正体不明のアーティスト、どこが、なぜすごいのか?
  • 概要
    • 東京湾の防潮扉のネズミの絵、オークションの絵画がシュレッダーで粉々に……世間を騒がせる謎のアーティスト、バンクシーを世界各地の独自取材とカルチャー分析で明らかに。世界で一番詳しいバンクシー本を最速で作ってしまった日本の雑誌文化の底力にも注目。ネットにない情報はいま逆にリアルな雑誌の中にある。巻頭には小池都知事のインタビューも。そしてBOOKガイド(120〜121ページ)は私が執筆を担当しています。
  • 推薦者:楠見清
  • おすすめ理由を一言で!!:大学生ならいろいろな「ものごとを決め方」を知っておこう
  • 概要
    • みなさんは小中高校のクラスで何かを決めるときに「決を採る」ことを当たり前にしてきたはずですが、過半数の意見に少数派が従わされることに不平等や不満は感じませんでしたか? そもそもデモクラシー(民主主義)とは少数派の意見も尊重して話し合うシステム。大学のゼミや社会(とくにクリエーティブの現場)では誰も決を採ったりはしません。より多くの人が納得できる社会を目指して、新しい決め方をデザインしよう。
  • 推薦者:楠見清
  • おすすめ理由を一言で!!:デザインとは形ではなくアイディアをまとめるプロセスである
  • 概要
    • 「ピタゴラスイッチ」というテレビ番組は知っていますよね。ではその番組を作った佐藤雅彦という人は知っていますか? CMディレクターから映像作家、ゲームクリエーター、絵本作家、作詞家、大学院教授など多才なマルチクリエーターの頭の中がわかるエッセイ集。幼少時代からアルゴリスム体操で無意識に演算の仕組みを体得していたピタゴラ世代に最適のデザイン脳のトレーニング教本として毎年1年生に推薦しています。
  • 推薦者:馬場哲晃
  • おすすめ理由を一言で!!:大量生産デザインから,多様性デザインへ.
  • 概要
    • 著者クリス・アンダーソンは雑誌WIREDの元編集長です.本書は氏の幼少期からの体験をベースにしたものづくり環境の変革が具体的に述べられており,今のデジタルファブリケーションまでの流れをわかりやすく解説してくれています.なぜ3Dプリンタが登場したのか,産業機械とはどのようなものなのか,マジョリティの為のテクノロジーだけでこれからの時代は対応できるのか,さらにはオープンソース,オープンハードウェアを基盤とした製品開発などの具体的な事例が紹介されています.3Dプリンタ,レーザー加工機等を普段から利用している方は,ツールとしての工作機械を俯瞰的に学習できます.よければ TED もご参照あれ.https://www.ted.com/talks/chris_anderson_technology_s_long_tail?language=ja
  • 推薦者:藤原敬介
  • おすすめ理由を一言で!!:一年前の自分と今の自分、皆さんはどのくらい変わりましたか?
  • 概要
    • 実は自分を「モノ」という視点で分子的に見ると、一年前の自分と今の自分は全くの別の「モノ」になります。実感がわかないと思いますが、自分の身体を形成する細胞は、常に置き換わりが起きています。生命は絶え間なく細胞を壊し続け、また再生を繰り返し、動的な平衡を維持しています。生命とは何なのか、自分とは何なのか、さまざまな事柄との心地よい哲学のきっかけを与えてくれる一冊です。

— 更新日: 2020/04/18 02:45 by Keisuke Fujiwara

  • 推薦者:杉本達應
  • おすすめ理由を一言で!!:
    • 子供の好奇心をうしなわないために
  • 概要:
    • この本を書いた森博嗣は小説家です。大学教員をしながら作家としてデビューした人であり、自宅の庭に小さな鉄道を建設するという、とんでもない趣味を楽しむ人でもあります。学生のみなさんは、これから研究や創作、オリジナリティの価値についておもい悩むことがあるでしょう。そのとき、本書が紹介するアナログの工作のコツやセンスについての言葉がよい指針になるのではないかと思います。ところで著者は、「現在のインターネットのブログはカラオケとよく似ている」と指摘しています。その意味するところはなんでしょう? 気になる人はぜひこの本を開いてみてください。
  • 書誌情報:
    • 森博嗣,2010,『創るセンス 工作の思考』集英社新書.
  • 写真:

— 更新日: 2020/04/19 14:25 by Tatsuo Sugimoto