車椅子楽器・プロジェクト
車椅子スポーツを支援する!楽しくトレーニングできる車椅子楽器

本研究では、車椅子や車椅子スポーツに対する意識を図り、楽しみとして音を奏でる機能を付加することにより、トレーニング意欲の促進や活動量の向上を目指している。H.29年度は既成の車椅子に取り付け可能な装着型車椅子音楽として、床の色を認識するカラーセンサと9軸モーションセンサを搭載した2つのデバイスの設計・開発・実装とコンテンツの開発を行った。その成果を情報処理学会など学会研究会発表4件、SDフォーラム、日本科学未来館でのDCEXPO2017発表展示をおこなった。また、車椅子の活動量計測方法を設計し日野キャンパスでの測定実験をおこなった。加えて、国立障害者リハビリテーションセンターなどの福祉の専門研究家と障がい者、福祉関係企業と連携しNEDOでの福祉カフェ+ニーズフォーラムで発表をおこない車椅子楽器を一般に普及させる活動の検討をおこなった。